靭帯再建3年目の雪山ログ   .ノーモアクラッシュ     .  ノーモア靭帯断裂       .滑らないときはスイーツ日記  .その他落語とか山登りとか


by mandowj
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寄席フェスin繁昌亭

昨日はNGK、今日は繁昌亭。
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繁昌亭夜席。
『寄席フェスin繁昌亭』
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「落語界のイチロー」こと林家市楼の企画イベントです。普段の寄席では、音曲・漫談・マジック・講談など、いわゆる"いろもの"さんは色変わりとして、落語の合間に短いネタをしますが、この会はいろものさんが主役で長尺で演ずるという趣向。

ところでいろものという言葉。寄席で小屋前に掲げる番組表、演者の名前がかかれた看板を、噺家は黒文字、それ以外は赤文字とされてたことから、噺家以外の演者さんのことを”いろもの”と呼ぶようになったそうです。市楼さんが言うてはりました。
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今日のラインナップ
1番 講談 旭堂南照 『阿波狸合戦』
2番 落語 イチロー 『道具屋』
3番 スタンダップコメディ ナオユキ
中入り
4番 マジック ビックリツカサ
5番 落語 イチロー 『天狗裁き』




南照 阿波狸合戦
実はワタシ南照さんよく知ってるのですが、講談師としての姿は初めて見ました。50歳を過ぎて講談の世界に入った、現在5?歳の若手さんです。
女流講談らしく華がありそして熱のこもった話口で凛々しく、ときに可愛いらしく。素晴らしかったです。舞台にあがると雰囲気変わりますね、ピシッ!とかっこよろしいです。
演目は阿波狸合戦。四国に伝わる狸のお話、その序段。
なかなか面白そうな話でしたが、序段で終わったので続きが気になる。
例えたら、忠臣蔵 を 殿中松ノ廊下 だけ聞いたような。
どこかで探して全編聞いてみます。
ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」にもモチーフとして取り入れられてるようです。……この映画は相当ツマランとアチコチで聞いて見とらんのですが。

市楼 道具屋
イチローさんごめん。退屈でした。なんでしょう、間が悪い?
主役の”間抜けな男”が、ただ声の大きいだけの男に感じました。
しっかり と うっかり の緩急がさっぱりないから話がだらーっと流れた感じ。
枕で話した、村田英雄最後の弟子、演歌歌手・大島優子さんの存在を知ったことだけが収穫です。

ナオユキ
2009年のR-1で初めて知ってから観察力、独創性、リズム、間、センス。すべてに感心した芸人さん。ずっと前から見たかったんです。毒があるネタも多いので好き嫌いあるでしょうが。
たっぷり25分、繁昌亭の屋根ヌケるんちゃうかいうぐらい爆笑かっさらっていきました。
スタンドマイクの前から一歩も動かず、本当に話術だけ。これは誠に素晴らしかった。
また見たい。今度は単独ライブで見たい。

ビックリツカサ
本日の演者さんで唯一知らない方でした。芸歴は長いようです。30年くらいでしょうか。
【追記】1993デビュー芸歴21年、元漫才コンビ「技ありーず」だそうです。
いつか笑点で見たような古い懐かしい、マジックといえばこれ、みたいなマジックを披露されてました。
とてもわかりやすいマジック。三連リングとか でかいトランプとか。
月亭方正のような、鼻にかけた高い声で終始話されてました。
高齢者が聞き取りやすい高齢者向けの発声なのかもしれません。
老人ホームの慰問などしてはるんやろなぁ、などとついつい想像。

市楼 天狗裁き
二席目はとても面白かった。全員大きな声で威勢いいのがちょうど程よい。

うたた寝で見た亭主の夢を知りたがる嫁、隣家の男、大家、奉行、最後は鞍馬山の天狗。
皆が皆、誰にも言わんさかいワシに教えぇと聞きたがっては激昂・・・というスジ。
単純で怒りっぽい登場人物は、市楼の低く大きい声によく合う。これは最後まで楽しめました。

道具屋と何が違ったんやろねぇ。
きっと市楼さんカシコ過ぎて、アホな男、間抜けな男を演じても、アホがアホに、間抜けが間抜けに見えんから、単調に聞こえるんでしょか。(落語好きのシロウト個人の感想)
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by mandowj | 2014-06-16 21:15 | いろいろ楽しむ
今季のスキー生活も一段落したところで
久しぶりに落語会へ。繁昌亭夜席。

福笑と異常な仲間たちvol.7
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笑福亭福笑と弟子のたま。そこに毎回福笑さんの友人がゲストで登場します。
今回のゲストは ものまね・音マネの上純一さん。 元トリオザミミック→サウンドコピー、今は1人で活動されているベテラン芸人さん。64歳、芸歴50年。

番組
たま 茶瓶ねずり
福笑 大道易者
上純一 サウンドコピー
~中入り~
上純一 ものまね療法士
福笑 桃太郎

たま 茶瓶ねずり
枕はゲストにちなんで、私もいくつか…と、ものまね披露。
先代文枝、春團治、米朝、福笑(?)
短く、分かりやすく、それほど似てなくもなく(似すぎて感心させても笑えませんし)。
落語好きにはいいツカミやと思います。
噺は茶瓶ねずり。
癪の合薬に茶瓶をなめると治まるというごりょんさん。茶瓶はヤカン。野がけ(ピクニック)の最中に癪で倒れるがヤカンはない。向かいから来るハゲたお侍さんのアタマ=ハゲチャビンを舐めさせてもらう、というケッタイなお話。
たまらしく勢いのいい展開で、笑いもたくさんでした。
ところで、8列目中央の私の席から見渡して、客席にかがやく茶瓶が6つ。茶瓶の皆さんどんな気持ちでこの話を聴いてはったんでしょう。

福笑 大道易者
登場するなりほろ酔い加減の福笑さん。これはいつものこと。
枕は、8億円の熊手でおなじみ「みんなの党前代表」と、三年前から耳が聞こえるらしい「サムラゴーチ」、さらには騙されたとは言えもっともらしく評論してた音楽家どもを、イヤミたっぷりにくさしてました。福笑ご自分で言うてました。ワシこんなんイヤミ言わせたら上手だっせ。

興味深かったのが、次に出てくる上純一に向けて、プレッシャーを掛け続けたこと。
「上純一が裏で緊張してますねん。先の出番でどんどん笑いとって、もっとプレッシャーかけたりますねん。私そんなん好きですねん。これが生の舞台の面白いところでしてね、逆に私も先の出番の人が爆笑とってプレッシャーかけられたらそれがまた、よーしやったろう思いますねん。」
そんな趣旨のことを言うてはりました。舞台を楽しんでらっしゃるなーと感心。
で、福笑一席目『大道易者』は枕が長すぎたため、ややはしょって。
黙って座ればピタッと当たる、の易者さんの噺。福笑独特の上下を振らずに、真正面を睨み付けたままで登場人物を演じ分けるスタイルは何度見ても見事。

上純一 サウンドコピー
一席目は歌謡曲を中心にうたまね、ものまね。
出だしの氷川きよしから最後の小林旭・美空ひばりまで、一貫して……ヤヤウケ。
上純一談
「福笑がプレッシャー掛けよったけど、お客さんにプレッシャー掛かってしもたがな」

中入り明けは再び上純一。
今度は乗り物音まね、動物のまねを中心に。
これは!面白かった。お上手でした。
尺八、二胡、簫、篳篥は特によかった。
子どもの頃にテレビで見て感心したSLの音まねは、年齢を重ねて息切れで辛そうでしたが。
最後の演目は、無音の映画映像(ロボコップ2)にSEを重ねるという芸。これもお上手でした。練習して忘年会でやると受けそうです。(いやプロの技に対して失礼な。)

トリ:福笑『桃太郎』
今日はこの演目が見たくて来たんです。
以前にも生で見たことあるんですが、一発で福笑ファンになった噺。
おなじみの昔話桃太郎が、人情話になり活劇モノになり。
福笑のすごいのは、迫力ある語り口なのに決して怒鳴らない。音量でなく、見栄と口上の力量で観客を圧倒するところ。運良くほぼ正面で見れたので、全編睨みつけられながら楽しめました。何度もかきますが、福笑さんは上下(みぎひだり)を振らずに真正面を向いたまま、全ての登場人物を演じ分けるのです。ほんまに面白かった。木戸銭三千円はやや高やけれども、それを満足させる確かな技量。今日も満足。

あまりテレビに出る機会の少ない噺家さんです。
ぜひ生の高座を楽しんで下さい。真正面で。
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by mandowj | 2014-04-09 21:05 | いろいろ楽しむ

動楽亭で桑原征平

桂ざこばの7番弟子、桂そうばのイベントに行って来ました。
『桂そうばのまぜるな危険!!~笑いの化学変化~』 於:動楽亭
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今回が初回で、他業種のゲストを迎えてトーク。そして落語を一席という企画です。

初回ゲストは桑原征平。ショーヘイちゃん。
元関西テレビの名物アナウンサー。定年退職後の現在はABCラジオのパーソナリティ。いまや関西で一番面白いラジオパーソナリティといっても過言ではない。ワタシは毎回録音して聞いてます。

さてイベント。前半は二人並んでテーマにそったトーク形式で進行。

・そうば君の生い立ち紹介
 福岡の開業歯科医三男として生まれ、有名私立小中に通い、医者となるべく長崎の有名進学高へ進学するも大学受験で一浪。医学部をあきらめ神大へ進学。ここで落研に入る。一度の留年を経て武田薬品に入社。入社2年目、ロックに目覚め退社。なのに楽器が出来ず断念。大学時代覚えのある落語の道へ。落語界で一番ロックな人、という理由で桂ざこばに入門。入門に際し、知り合いの知り合いという薄い縁の吉幾三が口利きをしてくれた。命名時には師匠ざこばより“ば“の字をもらう慣わし。実家の家業歯医者にちなんで、むしば、いれば、さしば、などがあがったが、芸名が実家の営業妨害になりそうなので却下。そうばに落ち着く。米とつなげると『米そうば』となり 大師匠人間国宝米朝との縁もできるという後付けの理由。
 とかそんな感じやったと思います。そうばのエピソード自体はさして面白くなかったですが、それを引き出すショーヘイちゃんの流れるようなトークは見事。感心。

・『征平の挑戦』伝説エピソード
 粋甘、全開のヘビーリスナーにはどれも馴染みの話ばかりですが、ライオンに二度噛まれた話、マイナス15度の水行、東尋坊19mダイブ、マチュピチュグッバイボーイなどなど。親友タローちゃんの息子、宮川大輔が挑戦後継者として活躍してくれてるが今のテレビ番組では出来ない危険な企画が多いとかそんな話。本当にそう思う。最近のテレビはツマラン。

・そうばの挑戦してきましたビデオ
 ショーヘイの挑戦を見習って、寺で水行体験、激辛料理、タマネギ一玉30秒で食べるなどのビデオ。まあそこそこ。

~中入り~
そうば 餅屋問答
挑戦のビデオで世話になった寺の住職が会場に来てくれてるとのことで、お寺の噺を。
坊さんの席がワタシのとこから近かったので、本物の坊さんは寺の話のどこで笑うのか、観察しもって聞きました。
「頭にかぶるのん、ボォスはどこや。」
「ボォスてなんだす?」
「ほれ、防空ズキンの派手なヤツや」
このくだりで大笑いされてました。

そうば君、声が大きく滑舌もよくうまいと思います。
もすこし力を抜くところもうまくなると、緩急ついて話に広がり深みが出ると思います。歌はお上手。

たいしてショーヘイさん。会話の中のちょっとした単語、キーワードから自分の持ちネタを展開する話術。ホントに見事でした。国内外問わず地名やスポーツ選手の名前、記録、何年の出来事といったオボロゲになりがちなところを淀みなく話すのは流石プロ。
(放送ではよく訂正されてますけどね。間違ってると思わせない自信たっぷりの話口が真骨頂。)

ということで、次回見に行くかどうかはゲストで決めます。



帰りにもらったチラシ。
「桑原征平最後の挑戦 南米ペルー・グッバイボーイ」が
関西テレビおんでま というサイトでオンデマンド配信してるそうです。300円。
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by mandowj | 2014-01-17 22:11

ちりとてちん

ずいぶん昔の朝ドラ

ちりとてちん が10/7(月)よりBSプレミアムで放送です。
月~土7:15

放送当時は朝ドラみる習慣なくて、見てないんですよね。
落語好きなのに見逃してて心残りだったんです。 
レンタル屋には置いてないしDVD買うには高いし。

ようやく一話から落ち着いて見れます。
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by mandowj | 2013-10-06 18:52 | いろいろ楽しむ
しばらく更新してませんでしたが
更新しようとおもってたネタ(とくに甘いもん)はたくさん溜まってます。
そのうちに。


で今日は落語会。
先日の文華茶論で演目リクエストを募集していた独演会に行ってきました。
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補助席増強の満員御礼。めでたいことですね。
文華さん入門25周年おめでとうございます。

 番組
華紋 道具屋
文華 近日息子
染佐 豊竹屋
文華 打飼盗人
 仲入り
文華 子は鎹


華紋くんの道具屋。
3年の内弟子期間を終えて心機一転の高座でした。まあまあ。
爆笑はとれないけど飽きるほど下手じゃない。
登場人物の性格にもう少し色がつくと(演じわけが上手になると)面白くなる気がします。主人公の隣のに陣取る道具屋はひょうひょうとして良かった。

文華 一席目は近日息子。リクエスト1位やそうです。
ご本人曰く、NHKで賞を取ったときのネタなのでファンの方が選んでくれたのでは、と。
あほの息子とその親、医者と長屋の衆を巻き込んでのドタバタ話。
題目にある 「近日」は 近日公開の近日。
話しのはいりとオチで近日が入ってたのは覚えてますが、道中がおぼろげです。
不覚にも寝ました。すみません。

染左 豊竹屋
ゲスト染左。浄瑠璃ばなしでした。染佐さん浄瑠璃語り非常にお上手。
べーんべーん、○○のようで○○でない△△のようで△△でない それはなにかとたずねたら~
という通称べんべん。ときどき大喜利のお題にでてくるべんべん。 
この話しに出てくるのが元祖なんやそうです。元祖はこれ。
♪ミカンのようでもミカンでない、ダイダイのようでもダイダイでない
 これは何かとたずねたら~
 はぁ、キンカン、キンカン、キンカンキンカンキンカン。

文華 二席目、打飼盗人。この話はじめて聞きました。
押し入った盗人と、やけに冷静な長屋住まいの男のやりとり。
盗人と男との温度差が楽しい話でした。
へてな と だしまひょか がとても印象的で効果的。
わたしはとても面白かったのですが、前の席の奥様は
「この話、主役の性格悪いからキライやねん」とご不満そう。
聞き手によって受け取り方が違うもんです。

中入り後、大トリは 「子は鎹」
文華の「子は鎹」は絶品と聞いてましたが、納得。
文華の演ずる父親”熊はん”は、昔ながらの頑固で気性の荒い親父という感が強く出てました。亀ちゃんをしかりつけるくだりは場の空気がびしっと締まる。
さすがです。アホばなしも上手。人情話はもっと上手。
華紋くん、しっかり受け継いでください。
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by mandowj | 2013-06-18 20:40 | いろいろ楽しむ
今日も落語。尼崎アルカイックホール(7階の会議室)。
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2ヶ月ごとに開催されている米朝一門の落語勉強会です。
定員120人。会議室にゴザをひいた座敷席で観覧。雀のおやどよりかなりゆったり。
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1300円で落語7席と盛りだくさん。
勉強会と称しながら、師匠クラスも登場するお得な会。
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演目
鯛介  牛ほめ
弥太郎 向う付け
歌之助 宿替え
雀五郎 始末の極意
雀松   たいこ腹
宗助   禍は下
まん我 どうらんの幸助



鯛介
開口一番で緊張気味。携帯の電源をお切りください…のお決まりのお願いごとは、もっと客と話す感じのほうがいいと思います。マニュアル棒読み言いっぱなしに聞こえました。
ネタの牛ほめは、まあまあ良かった。
家を褒めに来て、教えられた台詞を棒読み、というくだりが話の肝なので、冒頭の注意がこれに複線張ってるとすれば、大したもんやなぁとか余計な事考えてました。

弥太郎
向う付けは、字の書けない男が葬連の帳場を任される話。
弥太郎さん陽気な笑顔が好印象。話はまあまあ。
吉弥の弟子だけあって、ところどころ吉弥節に似た台詞まわしがありました。声の調子とか。

歌ノ助
歌々志のころに一度みたことありますが、その頃と全く印象が違いました。
声のハリも大げさな表情もベテランさんのようです。落ち着きと風格。
どことなく風貌が岡八郎に似てきたように思うんですが。

雀五郎
地声が太くて低い。声の強弱、調子の高低をそれほどつけずに話す方やと感じました。
あまり話しに引き込まれる事なく、途中眠気に負けました。個人的にはもうひとつ。
ごめんなさい。

雀松
今日は雀松さんをみるために来たようなもんです。
面白かったーーーー。雀松さん面白かった。
たいこ持ちがべんちゃらを重ねるくだり、師匠の枝雀さんとおんなじでした。まるで生き写し。
枝雀の後に枝雀なし、とよく聞きますがそんなことない。雀松は枝雀落語の継承者ですよ。
生でみるのは本当に久しぶりでしたがとても良かった。
10月に三代目文之助を襲名するそうです。襲名披露興行はぜひ行きたい。

宗助
生で見るのは初めてです。高音がスパっと通る声のいい噺家さん。
子供声の定吉と、ダンさん、おたかの演じわけが実に巧み。
ごりょんさんにウソをつき通せず、ぽろぽろ白状する定吉が実に子供らしい。
前に佐々木裁きを聞いたときにも子供の声がええ味やなぁと思ってました。

まん我
ケンカ仲裁が趣味の幸助。長い話でしたが、まん我の演技がなかなかキャラが立ってて終盤まであきずに沸きました。語り口に勢いもあって、ますます上達しはることと思います。
残念だったのは、枕から1分以上もビニール袋をカサカサカサカサさせてた輩が居たこと。何を出したいのかしまいたいのか知らんが耳障りな事この上ない。私はあんたを放り出したい。


3枚目の写真、出演者紹介のうしろにワサーッとあるのがこの日もらったビラ。
実に27枚。こんなたくさんもらうのは初めてです。
安くで見れるのは米朝事務所の宣伝かねてるからでしょう。
中でも米二の会が多いなー売れてないのかなーとか思ってたら
出演者でない米二さんがロビーに居てました。
口に出してなくてよかった。びっくりした。
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by mandowj | 2013-04-18 20:45 | いろいろ楽しむ

第5回鶴橋文花茶論

最近また落語づいてます。
第5回鶴橋文華茶論 於 雀のおやど
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雀のおやどは鶴橋にある落語の定席。席亭は桂雀三郎。
「雀さん、うちの倉庫の2階があいてるから、あんた使いぃ。」
とファンの方からもらったそうです。雀三郎さんがラジオで言うてました。
およそ50名収容。道楽亭の半分くらい。

 演目
華紋 福さずけ
文華 八五郎坊主
文華・阿か枝 サロントーク
 仲入り
阿か枝 祝のし(いわいのし)
文華 高宮川天狗酒盛

華紋。
なにか一つ願いをかなえてあげるよという福の神と、長屋の衆とのやりとり。
華紋さん、丁寧で落ち着いた語り口。登場人物がやや単調な印象。
長屋を何件か回るうちに、私が眠気に負けました。ごめんなさい。

文華1本目は八五郎坊主。
ガラッパチの八五郎が出家する話。
パンフレットに書いてました通り、八五郎がはちゃめちゃであればあるほど、冷静な和尚(おっさん)との対比が面白いです。
おっさんの眉、まなざし、目尻のわずかな動きで笑いが起こるのはさすが。
文華の演技力表現力です。八吾郎が米を盗み食う姿の旨そうなこと。

中入り前に、文華とゲスト阿か枝のトーク。
阿か枝の嫁が若いという話しからいつしか文華嫁のグチへ。


阿か枝 祝のし
先代文枝最後のお弟子さん。名前は存じてますが初めて見ます。
声が高くて顔が長い。話し口は穏やかで上品な感じです。
演目は祝のし。粗忽なだんなが利口な奥方の知恵で、米にありつこうという話。
古典ですが、聞いたことありませんでした。
つぼ算や時うどんのように悪知恵で一儲け、的な展開がわやくちゃになってー
……オチは盛り上がった割りにあっけないものでした。はて。
調べたら元々のオチが分かりにくいので、改編版が何パターンもあるようです。
ついでに調べたら、阿か枝は白稜→岡大だそうで。カシコです。

最後は文華 高宮川天狗酒盛。
東の旅の一篇ですが、演者のすくない珍しい話。
文華版はオサダサダオが文華用に脚色したものだそうです。
自身でも言うてましたが、長講な割りにアホみたいなオチで終わります。
登場人物が活き活きしてます。これも先ほど同様、文華の表現力。
ぜひ華紋くんには受け継いでいただきたい。
その華紋くん、ちょうど入門3年。
晴れて年季明けとなり、お客さんからの盛大な拍手で祝福されました。




6月に行われる入門25周年記念独演会は
演目三題をリクエストで決めるんやそうです。
メールでも受け付けてるようですよ。
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by mandowj | 2013-04-15 21:30 | いろいろ楽しむ
天満天神繁昌亭 夜席
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出演は福笑と、弟子のたま
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そして落語会には異色のゲスト、あ の 木村充揮(元憂歌団)
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 番組
たま  寝床
福笑  入院
 仲入
木村充揮  ミュージシャン ←演目ミュージシャンて変な気しますがほんまにチラシに書いててん。
福笑  裏切り同窓会

前座でたま。
ゲストが歌い手さんなので歌にまつわる演目を、ということで寝床。
浄瑠璃好きの大屋が下手な歌を聞かせる古典ですが
たまの味付けで少し趣のちがう寝床でした。
古典とは違うオリジナルさげは、浄瑠璃演目「女殺油地獄」をもじって。
定吉出てこない。演題の寝床が最後まで出てこない。

枕では、新たな取り組みとして
「アダルトビデオの1シーンを浄瑠璃で語る」というのを披露。
 右のぉ~チチをぉ揉んだればー はぁー!
 左のぉ~チチもぉ揉むなればー ひぃ~!
といったのを約1分。 
あほらしいというかくだらんというか。これを真剣にやるのが たま らしさ。
浄瑠璃の語りは達者でした。本職の方にちゃんと教わってるものと思います。
三味線林家和女が上手。あやめのお姉さんらしいですね。知りませんでした。

福笑 入院
立ち見も出て満員御礼の客席を見まわして、満面の笑みの福笑さん。
まぁ……確実に高座前飲んでます。酔ってます。
本題は医者と患者の滑稽なやり取り。巧妙な言葉遊びの連発。
入院してからは同部屋の重症ケガ人、見舞いの友人とのやりとり。
こちらは来るぞ来るぞと思わせてその通りに来る、ドリフや吉本新喜劇的な笑い。
熱演で汗だく、すっかり酔いが抜けてました。

木村充揮
「天使のダミ声」と評される、この方にしか出せない唯一無二の歌声。
前々から好きな歌手でしたが、初めてライブを聴きました。
きっと恒例なんでしょう。ウイスキーボトルを舞台で口飲みしながらの演奏。
ファンと会話しながら、好きなように弾き、好きに歌うマイペースなアコースティックライブ。
たくさんの曲数を披露してくれましたが、どんな歌も木村充揮が歌うとブルースになります。
生で聴けて良かった。なによりギターが上手。

福笑さんの落語のときから、なんや会場の雰囲気が違うなと思ってたんです。
会場の半分は落語ファン、半分は木村ファンでした。
あちゃこちゃから木村さんに、ツッコミのような合いの手のようなのを叫びはるんです。これも恒例なんでしょうけど。
なんかね。タイミングが悪すぎる。歌声の余韻やギターの響きが残ってるうちから、なんやかんや叫ぶのがせっかくの演奏を邪魔してる。いいツッコミで沸かしてるつもりなんやろうけど、あれは自己満足。自分が盛り上がりたいだけ。一部の野球応援団やサッカーサポーターに見る、勝ち負けどうでもいい騒ぎたいだけの連中、に似たものを感じました。あれがなければあと3倍は楽しめたのに。後ろのおっさんらやかましいねん。

木村充揮はもっと好きになりました。一部の木村充揮ファンは好きになれません。本当に一部の人だとは思いますが。


福笑  裏切りの同窓会
ギター漫談に続きまして……と福笑。
心配性で消極的で人生を悲観した同級生を還暦同窓会に連れて行くと、まるきり人格が変わってイキイキしだして、、という話。
後半どたばたな展開からの予想外の感動的オチ。
福笑らしい迫力とドタバタとほろっとが凝縮した話やと思います。




前売り完売で、当日券は立ち見。
立ち見は2階席の一番後ろ。ちょうちんに手が届きますねん。
よく見えるし手すりにもたれられるしで、立ち見も意外と良い。
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by mandowj | 2013-04-10 21:00 | いろいろ楽しむ

月亭文都襲名披露公演

八天改メ七代目 月亭文都襲名披露公演 於なんばグランド花月
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月亭八方の弟子、八天が七代目月亭文都を襲名。
113年ぶりの名跡復活だそうです。
落語の襲名披露公演はお祭りごととよく聞きますが、本当に賑やかで豪華でした。

演目
 八光  動物園
 八方  稽古屋
 文珍  世帯念仏
 ざこば ざっこばらん
  -仲入り-

 口上
  文都
  仁鶴 ざこば 文枝 文珍 南光
  八方 八光(司会)

 南光 襲名譚
 文枝 ぼやき酒屋
 文都 鷺とり
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上方落語会を代表する豪華な出演陣で、あっという間の3時間。感想を簡単に。

前座 八光
司会の大役を与えられながら、声を飛ばすという失態。
自身が子供の頃から慕ってきた八天兄ちゃんの思い出話を枕で披露。
この会場では多分誰もが知ってる動物園、15分の話を2分半で仕上げたあたりは好感度アップです。

八方
稽古屋。男がモテるためには何か芸事を身につけなイカン。
というわけで、おっしょさんのところへ習いごとにいく話ですが、
お手本としておっしょさんが演じて見せる”黒田節”。
弟子の襲名披露の場に、おめでたい舞で花を添えてやる師匠八方の親心ですな。
……と文珍が解説してました。ほんまにそう思います。

文珍
なむあみだーぶ、なむあみだーぶと読経しながら、夫婦のぼやく会話が進んでいく話。
文珍らしい時事ネタを盛り込んで、毒があって、やや高度な言葉遊びが満載。
月亭一門の晴れの席で、あんなに”ストーカー”連発してよろしいのん?場内爆笑。
これがなんで面白いのかまずいのか、気になる方は”月亭_ストーカー”で検索。

ざこば
上に本日の演目を書きましたけどね。会場ではどんなネタが披露されるか分からないんです。
公演がおわってロビーにでると、この立て札が出てるんですよ。たいていの落語会は。
そして、ざこば。
登場してずーーーっと孫のグチ。孫2人の世話に手を焼くジィジのぼやき。
もちろんよくウケてるんですが、さんざんぼやいて長い事しゃべって、
15分ほど経った頃。なんの脈略もなく
「喜六と清八という2人の太鼓持ちが居まして。」
落語を始めるふりだけして、時間がないので、と降りはりました。
結局落語じゃなく、ざこばが思ったことを感情むき出しでおもしろおかしく話す
”ざこばばなし”やったんですね。いきなりのフリがパンチ効いてました。


-口上-
中入り後どんちょうが上がって、関西落語会の重鎮がずらっと揃った姿は圧巻。
そのあとは、さすがに大阪の落語家襲名披露。
八天改メ文都をあげるようでケナして笑いをとるとる。みんな笑いに貪欲です。
このやり取りを観れただけで、今日は大満足。


南光
こちらもざこばと同じく、枕を膨らませた襲名にまつわるよもやま話。
南光自身が、20年前にべかこから南光に襲名した話と
5年前、小米朝が米團治を襲名したときの話を
人間国宝桂米朝のエピソードを交えて、サッとしてシュッと帰っていきました。

文枝
枕もそこそこに、創作落語ぼやき酒屋。初めて入った飲み屋でグチる男と主人の話。
こまかい事はよく覚えてませんが、ちいさな笑いがずっと続くネタでした。
文枝の話は聞いててリズムが心地よい。

八天改メ文都
平成の月亭文都、これからますますハッテンすることでしょう。
しかし100本以上の古典をもってるのに、このおめでたい席に
なぜ鷺とりを選んだのかが疑問。
あのオチはあまりにも目出度くないでしょうに。
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by mandowj | 2013-03-19 22:00 | いろいろ楽しむ

月刊笑福亭たま2013 1月

また落語会へ。動楽亭です。
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夜席は月刊笑福亭たま。
たまの新作ネタおろしの会です。月替わりゲストは笑福亭鶴笑。
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~番組~
治門 つる
たま 花ねじ
たま 火焔太鼓
鶴笑 義経千本桜
 仲入
たま ショート落語&愛娘

治門さん、先日聞いたのと同じくつる。噺に入ると流暢ですが、枕は緊張してるように感じます。がんばれクワイイモヘイ。

たまは新作が面白くないとあかんので古典を2席やります。
(と当日配布の案内に書いてました)
1席目、花ねじ。
隣家の学者先生、本当に学のあるたま(京大卒)が演じると、高慢な感じに真実味がでて適役です。←ほめてます。

2席目、火焔太鼓。
江戸と上方で展開もオチも違うんですね。
柳家花緑のを聞いたときとぜんぜん別の話のようでした。
江戸のは古物屋夫婦のほんわか話。
上方は殿様と商人のどがちゃか話、という印象。
演者にもよるんでしょうけども。私の感想です。

ゲストの鶴笑!
スーパー人形劇らくご、大作「義経千本桜」。
浄瑠璃でも歌舞伎でも1時間半はある作品を10分ほどで披露します。
テレビで人形劇らくご「西遊記」をやってるのを見たときは、ばかばかしいとは思ったものの
面白いとはおもわなかったんですが。
生でみる鶴笑は、ほんまに面白い。
100人の客席が文字通り爆笑。爆笑王の異名も納得。
たしかシンガポールやとか海外公演を長年されてたと思いますが
言葉が通じなくとも、笑えます。
落語とはまったく違うものになってますが、とにかく面白かった。

トリの新作発表。
先にショート落語を15本ほどやったでしょうか。
1つだけ意味がわからず笑えなくて残念。くやしい。
いつか突然意味がわかるまで考えてみます。
新作落語、愛娘。
本人がまだ後半は変えるかもしれませんと言ってたとおり、未完成感たっぷり。
あだち充のタッチになぞらえためちゃくちゃな妄想話から、落語らしいオチ。
こんな感想も初演ならではですね。20本つくってマシなのは1本というてました。

たのしそうなゲストのときにまた行きたい会です。

ところで。
動楽亭に掲げられた書は、繁昌亭のものとおなじく、米朝さんの書いた楽の字。
ひとつづつ微妙に違う 楽 がたくさん有ります。
試しがきのようなセンが入ってるのは、
繁昌亭のの下書き、練習書きをそのままもらったものと推測します。
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↑場内撮影禁止らしいのですが
 あれは上演中のことだと思い、終演後に撮りましたがダメでしたでしょうか。
 係りの方に聞きそびれました。問題有りなら削除します。連絡ください。


  
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by mandowj | 2013-02-25 21:40 | いろいろ楽しむ